Machine Products Circuit run Twmc-Info
乗りやすく、気持ちよく、楽しく走り続けるということ。
ハーレーらしさを損なわないエンジンチューニングを体験しよう。
おまけに、部品代は格安だ。

PUMの新作は、ハーレーダビッドソン・スポーツスター。

今回は、2005年モデルの 883をチューンしてみました。

2004年からラバーマウントになり、Buellとも部品の共通化が進んだ新しいスポーツスターのエンジンは

2006年までがキャブレター。初期の2004-5年モデルは、カムプロフィールルが設計変更される前のモデルで

もともと細いトルクがさらにか細く、おまけにアクセルを開けてもちっとも加速しないかなり残念な状態です。

手っ取り早いのは2006年モデル以降に採用されているカムに変更すること。

しかし、これでは部品代もかかるうえに工賃だってばかになりません。

ところが、PUMならこんな問題も一気に解決。

 

PUM、特にスポーツスター向けの新作PUMヘッドは

よくある「独自の理論」とかいうものではなく

正しく物理の法則に従って、徹底的に空気の流れをコントロールし

4サイクルの工程をちゃんと仕事させたうえで

効率よく爆発したエンジンからきっちりと力を取り出そうというもの。

だから燃費も改善されるのに、気持ちいい加速が得られます。

 

デュレーション=ゼロ

つまりオーバーラップがないからエンジン内に運ばれてくる空気をきちんと燃やしきらないと

出力が向上できない徹底した排ガス対策エンジンでもあるノーマルのスポーツスター。

 

 

PUMヘッドなら、大きく吸入した空気を効率よく混合気に変えて一気に爆発させますから

排気量が大きくなったかのようなトルクがクラッチをつなぐ瞬間から味わえます。

そのトルクがスムースにつながっていき

あの回らないスポーツスターの エンジンがBuellのように回るエンジンへと化けていくのです。

ハーレーらしさの原点である「楽しさ」「気持ちよさ」を全く損なわず

それが足りない極 低回転域を底上げし、右手の感覚に忠実に回転を上げ

飛ばして行っても気持のよいエンジンに仕上がりました。

 

スポーツスターのエンジンをしゃぶりつくし

過去10年以上のスポーツスターのエンジンは 毎年すべてのラインアップを飽きるまで乗り込んでいる

超ベテランハーレーライダーにもってしても、まるで違うバイクになったかのようだと大感激。

何よりも ハーレーの良さがそのまま、いやそれ以上に生かされているところがたまらないという。

 

PUMなら必要な部品はガスケット類だけ。

今回は、エアクリーナーもノーマルで

メインジェットをBuellのオプションパーツに変えてちょっと濃くしたキャブチューンだけですから

この快感が格安で手に入るわけです。

この年式のスポーツスターで、オイル下がりがある車両は

バルブステム シールを交換する必要がありますから

その時についでに作業してしまえば工賃も節約できますし

スポーツスターオーナー共通の悩みの種のオイルのキャリーオーバーも激減。

回るエンジンを激しく使って容赦なくエンブレをかけてもエアクリーナー内にすらオイルは溜まりません。

ダメなところが治っていいとこどりですから言うことありません。

 

興味がある方はTWMCにご相談を。タイミングがあえばPUMチューン車両に試乗できます。

 

 

今回の材料は883でしたが、1200なら更にトルクフルに

場合によってはちょっと低回転時にはピックアップがよすぎるくらいになるかもしれません。

高回転までが驚くほど洗練されて、しかし、楽しさは損なわれないまま

トルクに厚みが出すぎてお気に召さない場合は調整も可能。

せっかく 1200を買ったのに不満なあなた、PUMに踏み込みませんか?

点検や修理のタイミングでやってしまえば、工賃も安く済みます。

 

次はBuellに挑戦し、規制対策で上が回らないとお嘆きのあなたのBuellを

思いっきり衝撃的だった初めてのビューエルと同じように、

一息に吹け上がっていく燃費の無茶苦茶に良いマシンを作ってみますね。

乞うご期待!

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以上、このレポートは元HDJ.BUELL統括、野口さんでした。

PUM&BUELL PUM  クーリングショット

 

 

 

 

 

 

 

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